手帳の使い方を工夫して、 仕事にもプライベートにも徹底活用! デキる人の手帳術
秋になると文具店や書店に並ぶ、翌年の手帳やカレンダー。手帳は来年1年間、楽しいときも辛いときも一緒に過ごす大切なパートナーです。手帳に予定やタスクなどをしっかり書き込み、有効活用することで仕事の成果も変わってくるでしょう。最近ではInstagramなどのSNSで、独自の使いこなし術を公開している人も。手帳使いが上手な女性たちのアイデアをチェックしてみては?
目次
まずは使いやすい手帳選びから
ビジネス、プライベート、女性向けなど、さまざまなタイプのものが発売されています。用途に応じて選びましょう。例えば、仕事の目標を達成するためのサポートをしてくれたり、モチベーションを上げてくれる言葉が書かれていたり、仕事のヒントを与えてくれるなど、目的別に細かく選ぶことができます。購入前に実際に手に取って、紙質、色味、大きさなどもチェックしてみましょう。
アイデアや発見がたくさん!手帳の活用術
それでは実際に、手帳の使い方が上手なtamakiさんの手帳活用術を見てみましょう。
7歳、2歳、0歳7か月の3児の育児に奮闘しながら働くワーキングマザーのtamakiさんは、見開き1ページに、1か月の仕事やプライベートの予定、をまとめて書くことで、予定を一覧でチェックできるように工夫しています。
「6:00に起床」「ダイニングテーブルに物を置かない」といった、自分で決めた毎日のタスクが達成できたら、ハートマークやシールを貼ってモチベーションアップ。手帳を装飾することで気持ちが前向きになるよう、工夫をしています。
仕事とプライベートを一緒に管理できる「ガントチャート手帳」
ガントチャート手帳なら、1か月の予定を細かくチェックできます。tamakiさんは、仕事に関する予定のほか、お金の収支をメモすることで、家計簿代わりとしても利用。日々の面倒なお金の管理も簡単にできます。また、家族の予定を入れる欄を1人ずつ作れば、自分の仕事のスケジュールと見比べることができるので、便利です。
1か月の予定とTo Doを管理できる「マンスリー手帳」
この月は、息子さんの遠足があり、お弁当を作ることに。家族の行事や大事な用事など、いつもと違う予定があれば、一目でわかるようにピンクの付箋を貼っています。また、右側には今月のToDoリストを書いて、抜け漏れの防止対策に。
1日のToDoが多い人に便利な「ウィークリー手帳」
1日の中で何件もアポイントが入っている人や、1日にやらなければいけないToDoが多い人にはウィークリー手帳がおすすめ。tamakiさんは、予定だけでなく、打ち合わせの内容や、ToDoをメモ欄に書いて、工夫しています。
1週間を時間単位で管理できる「バーチカル手帳」
時間単位で細かく管理するならバーチカル手帳がおすすめ。分単位で動かなければいけない予定がたくさんあるときには便利です。一週間の隙間時間を一目で確認することができるので、効率よく計画を立てることができます。tamakiさんは、週間予定のほか、その週に必要なお金の計算などを右側のスペースに書いています。
手帳を上手に使うには、最初の1か月が大切!
手帳を使い始めてしばらくすると飽きてしまうという人も多いかもしれません。手帳の鉄則は「どんなときでもていねいに書く」ということ。汚い字で書いた手帳は、途中で見るのもイヤになってしまいます。字のうまい下手ではなく、ていねいにきれいに書くことが大切なのです。tamakiさんの手帳ルールも参考にしてみてください。
tamakiさんの手帳ルール
□ 1日1回は手帳と向き合う時間を作る
□ 誤字脱字は気にしない
□ 変更しそうな予定は、書き直さなくてもいいように付箋に書く
□ 毎週水曜日は家計簿の日(1週間の収支を書き出す)
□ 仕事とプライベートの予定を1冊で管理
□ 手帳はいつも持ち歩く
そのほかには、自分にとって書きやすいペンを見つけて使ってみたり、ルールを決めて色ペンを使い分けたり、マスキングテープを使ってかわいくしてみたり、工夫をするのも手帳を好きになる最初の一歩。そこで参考にしたいのが、老舗文房具店「和気文具」のInstagramです。ペンの書き比べや手帳使い方、付箋、日記の書き方のアイデアなど、今まで気がつかなかった情報がたくさん紹介されています。
自分らしい手帳の使い方を見つけて、仕事もプライベートもしっかり管理できれば、メリハリのある毎日が過ごせるでしょう。
※当コラムに掲載されている情報は2018年11月時点のものです。