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仕事が早い人の特徴とは? 遅い人との違い、仕事が早くなるためのテクニックを紹介

仕事が早い人の特徴とは? 遅い人との違い、仕事が早くなるためのテクニックを紹介

思うように仕事が進まず、仕事が早くなりたいと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんなお悩みを解消すべく、「仕事が早い人」に共通する特徴や習慣、仕事が遅い人との違い、そして、仕事を早くこなすためのテクニックを紹介します。

仕事が早い人の特徴

仕事が早い人の特徴とは? 遅い人との違い、仕事が早くなるためのテクニックを紹介_1

仕事が早い人には、いくつか特徴があります。主なものを3つ挙げてみました。

優先順位をつけて仕事をしている

仕事が早い人は、スケジュールを立てて仕事を進めています。その際、仕事を整理して、どれから取り組むべきか優先順位をつけています。「いつまでに何をする」という目的が明確なので、無駄が少なく仕事が早いです。

決断力があり、切り替えが早い

仕事を進めていくなかでは、悩むこと、迷うこともあるでしょう。でも、その時間が長ければ長いほど仕事が遅くなってしまいます。仕事が早い人は、決断が早い傾向にあります。たとえば、急に予定変更となった、ミスをしてしまった、トラブルが起こったという場合でも、気持ちを切り替えて対処できるので、時間が無駄にならず早く仕事を終えられます。

常にゆとりを持っている

仕事が早い人は、「期限までに終えればいい」ではなく、「余裕を持って早めに終える」という意識で仕事に取り組んでいます。期限に余裕を持つことで、急な変更などにも対応でき、仕事ができるという印象を持たれやすくなります。

仕事が遅い人の特徴

仕事が早い人の特徴とは? 遅い人との違い、仕事が早くなるためのテクニックを紹介_2

一方、仕事が遅い人にはどのような特徴が見られるのでしょう。主なものを挙げてみました。

要領がよくない

仕事が遅い人のなかには計画性がなく、目の前の仕事から取り組んでしまう人もいます。行き当たりばったりで業務に取り組みがちなので、仕事が集中すると何から手をつけていいのかわからずパニックになることも。スムーズに終わらず、納期に遅れてしまうケースもあります。

こだわりが強い

気にしなくてもよいポイントにこだわり過ぎてしまう傾向も、仕事が遅い人のなかには見られます。たとえば、パワーポイントのフォントやデザイン、アニメーションに時間をかけてしまう、メールを送るときに用件以外の文章に凝って返信に時間をかけてしまうなど。ひとつひとつの作業を完璧にこなそうとすると、人よりも時間がかかってしまいがちです。

嫌なことを先送りにしてしまいがち

仕事が遅い人のなかには、面倒なことを先送りにしてしまう人もいるでしょう。その結果、苦手な作業だけが残ってしまうことで、最終的にすべての仕事を終えるのが遅れてしまいがちです。「先にお昼を食べてしまおう」「頑張るためにも休憩を先にしよう」など理由をつけて仕事を後回しにする人も、仕事が遅くなる傾向にあります。

仕事が早い人と遅い人との違い

仕事が早い人の特徴とは? 遅い人との違い、仕事が早くなるためのテクニックを紹介_3

仕事が早い人と遅い人では何が違うのか、3つの点から解説します。

仕事の全体像が見えているか、いないか

仕事は自分ひとりでまわっているものではなく、関わる人が大勢います。発注者(クライアント)は何をいつまでに求めているのか。求められているものを完成させる工程に何人の人が関わっているのか。そのなかで自分が担当する仕事はどの部分になるのか。仕事が早い人は、自分だけではなく周囲の状況を把握して仕事に取り組んでいます。

しかし、全体が見えていないと、「目の前の仕事だけ終わらせればいい」という思考になりがちです。視野を広く持ち、仕事の全体像を把握していれば、自分の仕事の意味や早く進めるべきこと(優先順位など)も見えてくるでしょう。余裕を持って早く仕事をすることで、関わる人たちから「助かった!」と言われるケースもあります。

整理整頓ができているか、いないか

整理整頓も仕事を早く進めるうえで大事なポイントです。
デスクの周りが散らかっていると、必要な書類を探すことから始めなければなりません。整理整頓をしている人は、必要なものをすぐに取り出して使うことができるので、仕事が早い傾向にあります。
書類や文房具だけに限らず、パソコン内のデータなども同様です。ファイルを項目別にフォルダで管理したり、不要なデータをこまめに削除したりすることで、必要なものがどこにあるかわかりやすくなります。そして、探す手間を省くことができ、余計な時間を使わずにすみます。

「報告・連絡・相談」ができているか、いないか

「報告・連絡・相談」は、仕事をスムーズに進めるために大切なことです。
仕事が早い人は、周囲からの連絡に対しても反応が早く、連絡された変更点や指示をすぐに業務に反映させることができます。報告や連絡を後回しにしてしまうと、行き違いが起こるなど、業務の進行に支障をきたすこともあります。

特に、悩んだり迷ったりすることがあった場合、相談することをためらっていると、解決できず時間だけが過ぎてしまいます。
仕事が早い人は、悩んだり迷ったりしたら、すぐに周囲に相談したり上司の判断を仰いだりしています。無理だと感じたときは自分だけで解決しようとせず、同僚や上司を頼ることも大切です。

仕事が早くなるために

仕事が早い人の特徴とは? 遅い人との違い、仕事が早くなるためのテクニックを紹介_4

仕事が早くなるために工夫したいポイントを3つ紹介します。

前日のうちに翌日の準備をする

終業時に翌日の仕事の準備をしておきましょう。可能であれば、翌日のミーティング内容に目を通しておく、事前に誰かに確認しておいたほうがよいことであれば連絡を入れておく、などです。余裕がない場合は、明日のスケジュールの確認をするだけでも構いません。スケジュールを把握しておくだけでも、当日、余裕を持って業務をスタートさせることができるでしょう。

メリハリをつけて集中力アップ

仕事のスピードは集中できているか、そうでないかで大きく違ってきます。いくつかの業務を抱え、「あれもやらなきゃ」と考えながら仕事をしていたら、集中力もスピードも落ちてしまうかもしれません。

仕事が早い人はメリハリがはっきりしていて、集中すべきところで集中します。「この業務は今やるべきことではない」「この時間帯はこの業務をする」など考えて、スケジュールをしっかり決めておきましょう。
このほか、周囲の人に集中して作業することを伝えておく、割り込み仕事は別に時間を取って対応するなど決めておくと、パフォーマンスもあがり仕事も早く終わります。

PCスキルなど効率アップのテクニックを覚える

仕事を早くするためには、効率を高めるテクニックを覚えることも重要です。
パソコンを扱う場合は、タイピングミスをなくす、ショートカットキーを活用する、エクセルのマクロ機能を使って自動処理をできるようにするなど。パソコンにはあらゆる効率化の機能があり、活用できれば、パソコンを用いた仕事全般において時間短縮が可能となるでしょう。

まとめ

仕事が早い人の特徴、仕事が遅い人の特徴、その違いについて紹介しました。仕事が遅いからといって、焦ることはありません。スピードを意識しているとミスが増え、クオリティを意識していると多くの時間がかかります。仕事が早い人のなかには、最初から仕事が早かったわけではなく、手を動かしながら改善していくことで、仕事を早く進めていけるようになった人もいます。

仕事が早い人は、仕事の全体像をどのようにして把握しているのか、整理整頓の仕方について、報告・連絡・相談はどのようなタイミングでおこなっているのか、やり方を学んでみましょう。また、自分のやり方を客観的に見てもらうことで、原因がわかり、どうすればいいかがはっきりすることもあるでしょう。