閉じる

【最新版】事務系への転職で持っておきたいスキルやマインド

【最新版】事務系への転職で持っておきたいスキルやマインド

時代を問わず安定した人気を持つ事務職。働き方が多様化していく現代の中で、事務系に求められていくと予想されるスキルも少なくありません。今回は持っていると転職に有利になるスキルをご紹介します。

1. 事務職に求められるスキル

【最新版】事務系への転職で持っておきたいスキルやマインド_1

IT化が進み、技術革新が著しく進んでいる現代社会。資料作成やプレゼンテーションまで幅広い範囲にわたってIT技術が使用されています。時代の変化とともに、事務職にもパソコンの基礎的なスキルが必須とされるケースも増えてきました。

仕事の処理速度が速くなる!MOS編

MOSとはマイクロソフトオフィススペシャリスト(Microsoft Office Specialist)の略で、マイクロソフト社が公認している資格でもあります。
作業をするうえで効率の良い方法を学習しながら土台を作れるため、自己流で学んだ人たちよりも仕事の処理速度が速くなることは言うまでもありません。基礎の土台をしっかりと学ぶことは大きな意義があると言えるでしょう。

営業・マーケティングの事務職は必見!関数編

エクセルなどで使われる関数は膨大な数がありますが、その中でも押さえておくべき関数は少数です。合計を計算するSUMやSUMIF、個数をカウントするCOUNTなどの中心的な関数を学習しておくことが必要となります。

営業・マーケティング職では、仕事の手間を省くために日常的にエクセルなどを使用するので、計算の過程を省略できる関数は、チェックしておく項目のひとつでしょう。

仕事の効率が上がる!VBA編

VBAとはVisual Basic for Applicationsの略であり、作業の自動化を設定する技術で、いわゆるマクロと呼ばれるものの一種です。
資料の作成や会計処理など、基本的に事務職がおこなう仕事は型が決まっているものがほとんどです。
VBAを習得することで、それらの作業を自動化することが可能です。
そのような人材は間違いなく重宝されますよね。

作業の効率化という一点に特化はしているものの、事務職では圧倒的な力を発揮できるVBAのスキル。転職の際にはぜひ押さえておきたいスキルのひとつです。

事務職との相性は抜群!簿記編

簿記で身に着けられる知識や計算能力は、事務職の作業を効率よくこなすために大いに役立つスキルです。
簿記で学べる経営管理スキルは、特に重宝されます。
また、細かい作業でもスピードを求められる事務職においては、簿記を学ぶことで得た論理的な思考は大いに役に立つと言えます。

一般的に幅を広げるために取るといった考え方もされている簿記ですが、事務職に転職するうえでは押さえておいた方がいい資格とも言えるでしょう。

2. 事務職に求められるマインド

【最新版】事務系への転職で持っておきたいスキルやマインド_2

技術だけではなく、さまざまな仕事をこなす事務職にはマインドも大切なスキルのひとつになります。

仕事に境界線を引かない

お金の管理や数字集計、書類の送付や電話番から雑務まで「事務職」にはさまざまな仕事が降りかかってきます。そうした仕事を「ここから先は私の仕事ではない」と線引きをしてしまうのは簡単です。ですが、できる仕事の幅が広がることは、それだけ成長の機会も広がります。目の前の事態にとらわれず、先を見る癖をつけましょう。

笑顔を意識する

長くその現場で働くためには「この人に仕事を頼みたい」と思ってもらうことが大切です。その時の感情に左右されず「仕事のプロ」であることを意識して、笑顔で心地よいコミュニケーションをとることを心がけましょう。

モチベーションを意識する

自分の成長が目に見えて実感できるポジションにいると、モチベーションも自然とあがっていきます。しかし事務職は、日々ルーティーンになりがちな業務と言えるため、そういった成長を実感しにくい場合があります。モチベーションを下げないためにも、自分自身で課題を設けたり、「この仕事は誰のために役に立っているのか」を意識しながら働くことが大切になります。

まとめ

【最新版】事務系への転職で持っておきたいスキルやマインド_3

技術革新が著しく発展している現在では、ITスキルの有無が重要視されています。どれだけ効率よく、正確に仕事を行えるかは就職をするうえで大きなカギとなるでしょう。

また、わからないことを「わからない」と返すのではなく、自主性をもって自分で調べていくことは欠かせない要素になっていきます。自主性を持って普段の仕事に取り組むことは、事務職として自分の価値を高めていくことにつながるでしょう。

最後に、事務職でも人と関わるコミュニケーション能力は必要不可欠だということを念頭においておかなければなりません。しっかりと対話をできる力は必要最低限のスキルです。