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半数以上が「断りたい」と思っている会社のオンライン飲み会!うまく断るコツや退出方法は?

半数以上が「断りたい」と思っている会社のオンライン飲み会!うまく断るコツや退出方法は?

外出自粛やステイホームの影響で一気に増えた「オンライン飲み会」。気軽に話せる家族や友達と違って、会社の飲み会はちょっと気が重い。できれば断りたいと思っている人もいるのではないでしょうか。そこで、会社のオンライン飲み会に参加したことがある会社員250名にアンケート調査を実施しました。なんと、半数以上の人が「断りたい」と思っていたことが分かりました。

「上司・先輩」「部下・後輩」「同期」の中で敬遠される飲み会は? 飲み会に参加したくない理由は何なのかなど、皆さんの本音を聞いてみました。今後、オンライン飲み会に誘われた時に役立つ、相手の気を悪くさせない断り方や途中退席の方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

会社のオンライン飲み会、実は半数以上が断りたいと思っている!?

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「断りたいと思った会社のオンライン飲み会がありますか?」と会社のオンライン飲み会に参加したことがある会社員にアンケート調査を行ったところ、56.8%の人が断りたいと思ったオンライン飲み会が「ある」と回答。「ない」と答えた43.2%を少し上回りました。

会社の飲み会と言っても、「上司・先輩」「部下・後輩」「同期」など飲む相手はさまざまです。断りたいと思った飲み会No.1に輝いたのは「上司・先輩」(37.2%)で、次に「部下・後輩」(20.0%)、「同期」(4.8%)となりました。

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では、実際にオンライン飲み会を断った人はどれだけいるのでしょうか。実際に断った人は36.4%で、断りたいと思ったオンライン飲み会が「ある」と回答した人の割合(56.8%)を下回る結果に。断りたくても断れない人が一定数いるようです。また、実際に断った飲み会としては、「上司・先輩」が一番多い結果になりました。

仕事とプライベートはしっかり分けたい!という傾向に

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オンライン飲み会を断りたい理由を、「上司・先輩」「部下・後輩」「同期」別に聞いてみたところ、どのグループもTOPに選ばれたのは「就業後に仕事の話をするのがイヤ」というもの。その他にも上位には、「仕事以外の時間に会社の人と話したくない」「プライベートな話をしたくない」がランクインしていることから、仕事とプライベートはしっかり分けたいという意識が強い人が多いことがうかがえます。

また、「上司・先輩」の場合は「簡単に退席できない」と回答した人も多く、第3位にランクインしました。目上の人がいる場合に退席がしづらいのは、リアルでもオンラインでも同じようです。一方で「部下・後輩」「同期」の場合は、「時間が長すぎる」がランクイン。カジュアルな関係で話せる分、飲み会が長くなりがちなのが面倒で、断りたくなってしまうのかもしれません。

相手の気を悪くさせない断り方1位は?

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次に、アンケートで支持されたオンライン飲み会の断り方を紹介します。断りたくても断れないと思っている人は、相手の気を悪くさせない方法を身に着けておいてもよさそうです。

「他の予定があるから」(52.0%)が半数を超え、最も多い結果となりました。また、「他のオンライン飲み会の予定があると言って断る」(女性/32歳)、「素直に断るに尽きる」(男性/30歳)というように、ストレートに伝えることが気を悪くさせない断り方では?という意見もありました。

2位以降は、「インターネットの環境が悪いから」(26.8%)、「家事や育児で忙しいから」(24.8%)、「残業があるから」(23.2%)が2割台で続き、自分は参加したいけどやむを得ず参加できない…といった理由が上位にランクイン。環境による不可抗力の場合、断る理由としては理解が得られやすそうですね。

断りたくても断れなかった時に使える、途中退席の方法

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それでもやっぱり断れない!というケースもありますよね。そんな時に役立つ、相手の気を悪くさせない途中退席の方法もご紹介します。

アンケートで最も多かったのは「事前に退席時間を伝えておく」(35.2%)で3割を超えました。あらかじめ伝えておけば、途中退席しても気にならない人が多いようです。

2位以降は、「電波が悪くなったと伝える」(30.0%)、「酔ってしまったと伝える」(27.6%)、家族や友人など「人に呼ばれていると伝える」(26.0%)、「自分または家族の体調が悪くなったと伝える」(24.0%)が続きます。

具体的には、「子供が泣いている。子供を寝かせると言って退席する」(女性/31歳)、「音が聞こえないと言えば、相手には分からないので退席理由にオススメ」(男性/29歳)、「誰かにインターホンを鳴らしてもらう」(女性/30歳)といった方法。インターネット環境、自分または家族の体調、急に誰かに呼ばれる、といったことは事前には予測できない状況なので、途中退出しても仕方ないという空気になりやすいのかもしれません。

「理由は明確にせず、急用ができたと言う」(18.4%)、「何か買ってくると言ってフェードアウトする」(16.4%)も一定数の支持は得ていますが、目上の人など人によっては、悪い印象を与えそうなので注意が必要です。

ストレスをためずにオンライン飲み会を乗り切るために

新しい生活様式の導入とともに一気に普及した「オンライン飲み会」。今回のアンケートでは、断りたいと思った会社のオンライン飲み会が「ある」と回答した人が、実に半数以上という結果になりました。中でも「上司・先輩」が断りたい相手、実際に断った相手として1位に。リアルな飲み会に比べ、仕事とプライベートの境があいまいになりそうなオンライン飲み会は、敬遠する人も多いのかもしれません。

また、半数以上が会社のオンライン飲み会を断りたいと思っているのに、実際に断っているのは3分の1程度と、イヤイヤ参加している人が一定数いる実態も明らかになりました。断りたくても断れない人は、今回ご紹介した、相手の気を悪くさせない断り方や途中退席の方法をぜひ参考にしてみてください。