仕事効率化にもコミュニケーション手段にも役に立つ!付箋の使い方
パッと書いてサッと貼ったり、不要になったらポイッと捨てたり、手軽に使うことができる付箋。職場で毎日のように、ToDoリストや見出しなどのインデックスとして使っている人も多いのではないでしょうか?付箋は、業務効率化のためだけでなく、良好なコミュニケーションのためのツールとしても優秀です。今回は、職場での人間関係をより円滑にするための付箋の使い方をご紹介します。
目次
コミュニケーションに付箋をプラス。 職場での人間関係を良好に!
オフィスによくある四角い無地の付箋でも、手書きのメッセージを書き込めば、ちょっとしたコミュニケーションツールに変わります。職場での人間関係が円滑になれば、仕事もやりやすくなるはず。ただし、場合によっては、カジュアルな付箋より、文書やメール、直接言葉で伝える方が適していることもあるため、渡す相手や伝える内容に合わせて、臨機応変に対応しましょう。
感謝の気持ちを伝えるときに
例えば、借りたものを返すときやお礼の品を渡すときに。渡す際にお礼の言葉を伝えることに加えて、「ありがとう」「ほんのお礼の気持ちです」などメッセージを記した付箋をつけると、一層感謝の気持ちが伝わります。のし紙を模した付箋など、デザインからも「感謝」が伝わるものを選ぶと、さらに効果的ですね。
ちょっとしたお願いごとをするときに
例えば、退社後に資料を引き継ぎたいときや書類確認を依頼するとき、社内回覧を回すときなど、相手と直接話すタイミングがない場合にも付箋が役立ちます。「先方から問い合わせがあった際にはこちらを参照してください」「確認をお願いします」などお願いのメッセージに加えて、必ず目を通してほしい箇所や大事なページに、見出しとしてインデックス付箋などで印をつけておくと、抜け漏れなく伝えることができます。
さり気ない気遣いを添えたいときに
例えば、旅行のお土産を配り終えて残ったら、「○○○のお土産です。召し上がってください」など書いて貼っておけば、気軽に手に取ることができるでしょう。例えば、落ち込んでいる同僚を励ましたいときに「相談にのるよ」「気晴らしにランチに行こう!」などと書いた付箋をそっと渡せば、プライベートなメッセージも気軽に伝えることができそうです。また、缶コーヒーなどに「おつかれさま」などのメッセージを添えて渡すのもアリ。普段の何気ないあいさつでも、付箋を添えることで気遣いに変わります。
通常の業務連絡にも付箋が効く
形式的になりがちな業務連絡でも、付箋が活躍する場合がたくさんあります。ユニークな形だったり、机上に立たせることができたり、メッセージを隠す仕掛けがついていたり。楽しいデザインの付箋を使うだけで、いつもの業務連絡もほっこりするコミュニケーションに変わります。「おつかれさまです」「ご記入ください」などあらかじめメッセージが入っている付箋を貼るだけでも、形式的なやり取りに温もりを添えられます。
コミュニケーションに付箋をプラス。
職場での人間関係を良好に!
仕事をより効率化・活性化したいときに役立ててほしい「付箋術」もご紹介します。メモやメッセージを書き込むだけに留まらない付箋の実力を、いま一度チェックしてみましょう。
タスクの整理に
貼るのも剥がすのも簡単にできる付箋は、やるべきことを洗い出して書く「タスク整理」にも最適。始業したらまず、その日やるべき仕事を付箋に書き出し、優先順位に沿ってデスクやPCに貼りましょう。思いつくタスクを順不同に書き出してもOK。付箋なら、後から優先順に並べ替えることができます。さらに、終わったタスクの付箋は捨ててしまえば、スッキリ。仕事が着実に片付いていく達成感も味わえます。
アイデアの整理に
企画を考えているときなどは、デスクに向かっているとき以外にもアイデアが浮かんだりするもの。そんなときは、思いついたアイデアを付箋に書き留めておくことをおすすめします。後から追加の書き込みをしたり、順番を入れ替えたり、カテゴライズしたり、さらには細分化したりすることで、思考の整理がしやすくなります。
領収書の整理に
「何を購入したか」「どの案件で使ったか」など、月末に清算しようとしても思い出せずに困っている人も多いのでは?そんなとき、領収書にメモして付箋を貼っておけば、記憶の糸をたどる必要がなく、ヌケ・モレを防ぐことができます。ミニサイズの付箋を手帳などに挟んでおくと、いつでも使えて便利です。
手書きならではの温もりを添えて、 コミュニケーションを円滑に
付箋の魅力のひとつは「手書きができること」。メールなどの活字にはない、手書きならではの温かみが加わる付箋は、気持ちも伝えるコミュニケーションツールとしての役割を果たします。便利な機器や道具があふれている時代だからこそ、相手の心を和ませる付箋を、職場でのコミュニケーションに上手に活用したいですね。